コラム・豆知識
お位牌の価格帯、相場について
故人を偲ぶために欠かせない「位牌(いはい)」。葬儀後に用意する大切な仏具ですが、いざ購入しようとすると「位牌はいくらぐらい?」「どんな種類があるの?」と悩む方も多いでしょう。本記事では、位牌の平均価格や価格帯の目安を種類別・素材別に詳しく解説します。初めて位牌を選ぶ方でも安心できるよう、選び方のポイントも紹介します。 位牌の相場・価格帯は? 一般的な位牌の平均価格は、10,000円~30,000円前後と言われています。価格帯としては安いもので8,000円台から、高級な素材や仕上げのお位牌は10万円を超えるものあり、選ぶ素材や仕上げ、サイズによって価格は大きく変動します。 塗り位牌 一般的なお位牌として人気の高い塗り位牌。漆塗りや黒塗りのお位牌と呼ばれていましたが、漆に近い質感のカシュー塗料や、上質なウレタン塗装など仕上げのバリエーションも増加し、塗料仕上げのお位牌を総称して塗り位牌としています。 ■ 伝統型の塗り位牌 古くから継承されてきた格式ある伝統型の位牌。当店では「春日型・勝美型・葵角切型」の3種類、それぞれ連付きの装飾があるもの、おまとめ位牌として使用する回出位牌がございます。また、お求めやすい価格で良質な品質をクリアした海外製の塗り位牌と、国産の阿波塗り位牌の2種類がございます。阿波塗り位牌ブランドは、徳島県の提携工場で上質な天然木を丁寧に1本ずつ職人が加工・研磨し、吹付や本金粉加工仕上げと金入れを行っております。 一般的な価格帯相場 10,000円~30,000円 当店での取り扱い価格帯 8,580円~127,600円 伝統型・塗り位牌一覧 ■ モダンタイプの塗り位牌 仏間・和室の減少や現代の建築・生活スタイルの変化に合わせ、伝統型の良さや位牌としての機能を受け継ぎながら現代家具調に合うようデザインされた新しいお位牌です。従来の黒×金装飾の位牌のデザインは残しつつ台座がシンプルにデザインされたお位牌や、プラチナ粉で仕上げをしたものなど、当店で取り扱うモダンタイプの塗り位牌は伝統型の特徴を残しつつ台座や札板の形状がシンプルにデザインされたものを取り揃えています。 一般的な相場 8,000円~30,000円 当店での取り扱い価格帯 18,000円~136,400円 モダン・塗り位牌一覧 唐木位牌 唐木とは熱帯地方から日本への輸入銘木全般の総称で、日本では「中国(当時の唐)から来た木=唐木」という言葉が所以の耐久性に優れた硬質で美しい高級材です。近年では流通量が少なく希少性が高くなっている木材で、唐木を使用したお位牌は自然な木目と木材の深い色合いが特徴的で、当店では「黒丹・紫丹材」を使用した唐木位牌を取り揃えています。徳島県は仏壇の出荷額が、昭和40年ごろから現在に至るまで日本一を誇っています。提携している工場では、唐木材を長く取り扱っており、比較的相場より安価な価格帯でお位牌を提供しています。 一般的な相場 20,000円~50,000円 当店での取り扱い価格帯 12,540円~40,040円 唐木位牌一覧...
お位牌の価格帯、相場について
故人を偲ぶために欠かせない「位牌(いはい)」。葬儀後に用意する大切な仏具ですが、いざ購入しようとすると「位牌はいくらぐらい?」「どんな種類があるの?」と悩む方も多いでしょう。本記事では、位牌の平均価格や価格帯の目安を種類別・素材別に詳しく解説します。初めて位牌を選ぶ方でも安心できるよう、選び方のポイントも紹介します。 位牌の相場・価格帯は? 一般的な位牌の平均価格は、10,000円~30,000円前後と言われています。価格帯としては安いもので8,000円台から、高級な素材や仕上げのお位牌は10万円を超えるものあり、選ぶ素材や仕上げ、サイズによって価格は大きく変動します。 塗り位牌 一般的なお位牌として人気の高い塗り位牌。漆塗りや黒塗りのお位牌と呼ばれていましたが、漆に近い質感のカシュー塗料や、上質なウレタン塗装など仕上げのバリエーションも増加し、塗料仕上げのお位牌を総称して塗り位牌としています。 ■ 伝統型の塗り位牌 古くから継承されてきた格式ある伝統型の位牌。当店では「春日型・勝美型・葵角切型」の3種類、それぞれ連付きの装飾があるもの、おまとめ位牌として使用する回出位牌がございます。また、お求めやすい価格で良質な品質をクリアした海外製の塗り位牌と、国産の阿波塗り位牌の2種類がございます。阿波塗り位牌ブランドは、徳島県の提携工場で上質な天然木を丁寧に1本ずつ職人が加工・研磨し、吹付や本金粉加工仕上げと金入れを行っております。 一般的な価格帯相場 10,000円~30,000円 当店での取り扱い価格帯 8,580円~127,600円 伝統型・塗り位牌一覧 ■ モダンタイプの塗り位牌 仏間・和室の減少や現代の建築・生活スタイルの変化に合わせ、伝統型の良さや位牌としての機能を受け継ぎながら現代家具調に合うようデザインされた新しいお位牌です。従来の黒×金装飾の位牌のデザインは残しつつ台座がシンプルにデザインされたお位牌や、プラチナ粉で仕上げをしたものなど、当店で取り扱うモダンタイプの塗り位牌は伝統型の特徴を残しつつ台座や札板の形状がシンプルにデザインされたものを取り揃えています。 一般的な相場 8,000円~30,000円 当店での取り扱い価格帯 18,000円~136,400円 モダン・塗り位牌一覧 唐木位牌 唐木とは熱帯地方から日本への輸入銘木全般の総称で、日本では「中国(当時の唐)から来た木=唐木」という言葉が所以の耐久性に優れた硬質で美しい高級材です。近年では流通量が少なく希少性が高くなっている木材で、唐木を使用したお位牌は自然な木目と木材の深い色合いが特徴的で、当店では「黒丹・紫丹材」を使用した唐木位牌を取り揃えています。徳島県は仏壇の出荷額が、昭和40年ごろから現在に至るまで日本一を誇っています。提携している工場では、唐木材を長く取り扱っており、比較的相場より安価な価格帯でお位牌を提供しています。 一般的な相場 20,000円~50,000円 当店での取り扱い価格帯 12,540円~40,040円 唐木位牌一覧...
みかげ塗り-祈りを包む、阿波和紙のぬくもり
祈り習慣では、さまざまなお位牌を取り扱うとともに、伝統素材の魅力を生かした特別なお位牌づくりにも取り組んでいます。千年以上の歴史を誇る阿波和紙は、藍染をはじめとする染めの文化と深く結びつき、この地ならではの豊かな表情を生み出してきました。 職人の手によって和紙が丁寧に貼られ、幾重にも塗りを重ね、磨き込まれて完成するお位牌には、やさしいぬくもりと確かな存在感が宿ります。 今回は、その阿波和紙を生かした「みかげ塗り位牌」をご紹介します。 みかげ塗り位牌のシリーズ一覧 美影 -みかげ- 美影 -みかげ- ワイン 美影 -みかげ- 黒 美影 -みかげ- 茶 星河 -せいが- 星河 -せいが- ワイン 星河 -せいが- パープル 黒影 黒影 (黒美影) 阿波和紙-伝統が宿る柔らかな表情 お位牌の素材に用いられる阿波和紙は、徳島で千年以上の歴史を持つ和紙の名産品です。揉み和紙特有のしわや質感が光を受けて陰影を生み出し、温かみのある表情を与えます。伝統的な染めの技法により、深みのある色合いと独特の風合いをまとい、しっとりとした感触と強度を兼ね備えています。祈りの空間に寄り添い、やさしい温もりを添える素材です。...
みかげ塗り-祈りを包む、阿波和紙のぬくもり
祈り習慣では、さまざまなお位牌を取り扱うとともに、伝統素材の魅力を生かした特別なお位牌づくりにも取り組んでいます。千年以上の歴史を誇る阿波和紙は、藍染をはじめとする染めの文化と深く結びつき、この地ならではの豊かな表情を生み出してきました。 職人の手によって和紙が丁寧に貼られ、幾重にも塗りを重ね、磨き込まれて完成するお位牌には、やさしいぬくもりと確かな存在感が宿ります。 今回は、その阿波和紙を生かした「みかげ塗り位牌」をご紹介します。 みかげ塗り位牌のシリーズ一覧 美影 -みかげ- 美影 -みかげ- ワイン 美影 -みかげ- 黒 美影 -みかげ- 茶 星河 -せいが- 星河 -せいが- ワイン 星河 -せいが- パープル 黒影 黒影 (黒美影) 阿波和紙-伝統が宿る柔らかな表情 お位牌の素材に用いられる阿波和紙は、徳島で千年以上の歴史を持つ和紙の名産品です。揉み和紙特有のしわや質感が光を受けて陰影を生み出し、温かみのある表情を与えます。伝統的な染めの技法により、深みのある色合いと独特の風合いをまとい、しっとりとした感触と強度を兼ね備えています。祈りの空間に寄り添い、やさしい温もりを添える素材です。...
レイアウトパターンについて
位牌に刻む内容 位牌は「故人の魂が宿る依り代」とされ、位牌に刻むとされる内容は下記が該当します。 戒名(法名、法号) 俗名(生前のお名前) 位号(居士、大姉など) 没年月日 行年・享年 文字入れサービス(無料) 祈り習慣で取り扱っているお位牌はすべて名入れが可能です(追加費用は発生しません)。商品ページで名入れの有無の項目で「希望する」を選択いただくとレイアウトパターンが選択できます。希望のレイアウトを選択し、パターン別に表示される項目を全て入力してご注文お願いします。 ご注文が確定しましたら、ご注文内容をもとにレイアウトイメージをメールで送信させていただきます。(お支払い方法が銀行振込の場合は、入金確認後のレイアウトイメージ作成となります。) ※祈り習慣からお送りするレイアウト確認メールは返信が必要となります。了承の確認が取れ次第、お位牌の名入れ作業を開始いたしますこと予めご注意ください。 レイアウトパターンの種類 【パターンA】 関東圏に多いレイアウトです。 表面:戒名・命日裏面:俗名・享年または行年 ※表面の【梵字】の有無、種類はお選びいただけます。※裏面の【俗名】という前置きの有無はお選びいただけます。※裏面の「行年」という文字は「行年」「享年」「どちらもつけない」をお選びいただけます。 【パターンB】 関西圏に多いレイアウトです。 表面:戒名裏面:命日・俗名・享年または行年 ※表面の【梵字】の有無、種類はお選びいただけます。※裏面の【俗名】という前置きの有無はお選びいただけます。※裏面の「行年」という文字は「行年」「享年」「どちらもつけない」をお選びいただけます。 【パターンC】 戒名の無いレイアウトです。 表面:俗名(「之霊位」を入れない場合は、カート追加後の備考欄に「俗名のみ」と記載ください。)裏面:命日・享年または行年 ※表面の【梵字】の有無、種類はお選びいただけます。※戒名がない場合はこちらをお選びください。※裏面の「行年」という文字は「行年」「享年」「どちらもつけない」をお選びいただけます。
レイアウトパターンについて
位牌に刻む内容 位牌は「故人の魂が宿る依り代」とされ、位牌に刻むとされる内容は下記が該当します。 戒名(法名、法号) 俗名(生前のお名前) 位号(居士、大姉など) 没年月日 行年・享年 文字入れサービス(無料) 祈り習慣で取り扱っているお位牌はすべて名入れが可能です(追加費用は発生しません)。商品ページで名入れの有無の項目で「希望する」を選択いただくとレイアウトパターンが選択できます。希望のレイアウトを選択し、パターン別に表示される項目を全て入力してご注文お願いします。 ご注文が確定しましたら、ご注文内容をもとにレイアウトイメージをメールで送信させていただきます。(お支払い方法が銀行振込の場合は、入金確認後のレイアウトイメージ作成となります。) ※祈り習慣からお送りするレイアウト確認メールは返信が必要となります。了承の確認が取れ次第、お位牌の名入れ作業を開始いたしますこと予めご注意ください。 レイアウトパターンの種類 【パターンA】 関東圏に多いレイアウトです。 表面:戒名・命日裏面:俗名・享年または行年 ※表面の【梵字】の有無、種類はお選びいただけます。※裏面の【俗名】という前置きの有無はお選びいただけます。※裏面の「行年」という文字は「行年」「享年」「どちらもつけない」をお選びいただけます。 【パターンB】 関西圏に多いレイアウトです。 表面:戒名裏面:命日・俗名・享年または行年 ※表面の【梵字】の有無、種類はお選びいただけます。※裏面の【俗名】という前置きの有無はお選びいただけます。※裏面の「行年」という文字は「行年」「享年」「どちらもつけない」をお選びいただけます。 【パターンC】 戒名の無いレイアウトです。 表面:俗名(「之霊位」を入れない場合は、カート追加後の備考欄に「俗名のみ」と記載ください。)裏面:命日・享年または行年 ※表面の【梵字】の有無、種類はお選びいただけます。※戒名がない場合はこちらをお選びください。※裏面の「行年」という文字は「行年」「享年」「どちらもつけない」をお選びいただけます。
先祖を想う夜に似合う、深みと輝きのお位牌
お盆まであと数日。祈り習慣の拠点・四国 徳島では、この時期になると地域一体が阿波踊りの熱気に包まれます。本番に向けて、公園や施設では踊り子たちが練習に励み、軽快なリズムが夜風に乗って広がる夜。地域には、自然と活気が満ちています。阿波踊りは、もともとお盆に行われていた盆踊りが発展したもので、先祖の霊を供養する意味を持つ夏の風物詩でもあります。 そんな、先祖を想うこの季節に、夜空がよく似合うお位牌「星輪 しょうりん(梨地)」をご紹介します。光の角度によって星空のようなきらめきを見せる、深みのある黒のたたずまい。上質さの中にそっと輝きを宿したお位牌が、静かに寄り添います。 お位牌:星輪 -しょうりん- 本金[梨地] 具足:アモーレ(ホワイトアッシュ) おリン:チェリン(銀色) 本金仕上げが引き立てる、静かな存在感 「星輪」は、落ち着いた黒を基調とした本体に、きらめく金がさりげなく施された、上質で凛とした佇まいのお位牌です。形状はすっきりとした直線とほどよい丸みによって構成されており、余計な装飾を抑えた、洗練された美しさが漂います。漆黒の本体に浮かび上がる金のあしらいが、まるで静かな夜空に輝く星のように、しっとりとした気品を感じさせます。 全面に本金粉や本金箔を惜しみなく使用。中でも、溝部分に細やかに金粉を入れ込む技法は、長年の経験を積んだ職人にしか成し得ない繊細な仕事です。 華美に走ることなく、あくまで上品に。故人への敬意と祈りを静かに映し出すような、控えめで美しい仕上がりが、「星輪」の魅力をより一層引き立てています。 静かな気品をまとう、繊細な梨地仕上げ 「梨地(なしじ)」と呼ばれる漆芸技法によって、独特の深みと繊細な輝きをまとっています。落ち着いた黒漆の中に、満天の星を閉じ込めたような微細なきらめきが浮かび上がる様子は、まさに静謐な美の極みといえるでしょう。 梨地加工は、まず黒漆を丁寧に塗り重ねたのち、極細の蒔絵粉を散らすことで、煌めきを加えます。その後、透明な漆を何層にもわたって塗り重ねることで、粉を包み込みながら、奥行きと光沢を持つ表面が仕上がります。 「漆塗料 → 蒔絵粉 → 透漆塗料」の多層構造が生み出すこの仕上げは、光の角度や見る位置によって、わずかに異なる輝きを見せ、時に深く、時にやわらかく、表情を変えていきます。 一つひとつの工程に高い技術が必要とされ、完成までには多くの時間と手間がかかります。その丁寧な積み重ねが、他にはない静けさと品格をたたえた「星輪」ならではの存在感につながっています。 色違いのプラチナには、やわらかな絵柄の提灯を添えて 「星輪」には、もう一つの色違いであるプラチナ仕上げもご用意しています。銀白色の静かな光をまとったその佇まいは、また異なる魅力を放ちます。 お位牌:星輪 -しょうりん- プラチナ[梨地] 撮影では、やさしい絵柄が印象的な盆提灯を添えてご紹介しました。ふわりと浮かぶような柔らかな光が、プラチナの清らかさと響き合い、空間に落ち着きと調和を生んでいます。 なお、このプラチナ仕上げには、安定して制作できる職人が限られており、希少性の高い逸品です。本金タイプと同様、台座の裏面にはプラチナ箔が貼られており、細部まで丁寧に仕上げられた、匠の技が息づく一本となっています。...
先祖を想う夜に似合う、深みと輝きのお位牌
お盆まであと数日。祈り習慣の拠点・四国 徳島では、この時期になると地域一体が阿波踊りの熱気に包まれます。本番に向けて、公園や施設では踊り子たちが練習に励み、軽快なリズムが夜風に乗って広がる夜。地域には、自然と活気が満ちています。阿波踊りは、もともとお盆に行われていた盆踊りが発展したもので、先祖の霊を供養する意味を持つ夏の風物詩でもあります。 そんな、先祖を想うこの季節に、夜空がよく似合うお位牌「星輪 しょうりん(梨地)」をご紹介します。光の角度によって星空のようなきらめきを見せる、深みのある黒のたたずまい。上質さの中にそっと輝きを宿したお位牌が、静かに寄り添います。 お位牌:星輪 -しょうりん- 本金[梨地] 具足:アモーレ(ホワイトアッシュ) おリン:チェリン(銀色) 本金仕上げが引き立てる、静かな存在感 「星輪」は、落ち着いた黒を基調とした本体に、きらめく金がさりげなく施された、上質で凛とした佇まいのお位牌です。形状はすっきりとした直線とほどよい丸みによって構成されており、余計な装飾を抑えた、洗練された美しさが漂います。漆黒の本体に浮かび上がる金のあしらいが、まるで静かな夜空に輝く星のように、しっとりとした気品を感じさせます。 全面に本金粉や本金箔を惜しみなく使用。中でも、溝部分に細やかに金粉を入れ込む技法は、長年の経験を積んだ職人にしか成し得ない繊細な仕事です。 華美に走ることなく、あくまで上品に。故人への敬意と祈りを静かに映し出すような、控えめで美しい仕上がりが、「星輪」の魅力をより一層引き立てています。 静かな気品をまとう、繊細な梨地仕上げ 「梨地(なしじ)」と呼ばれる漆芸技法によって、独特の深みと繊細な輝きをまとっています。落ち着いた黒漆の中に、満天の星を閉じ込めたような微細なきらめきが浮かび上がる様子は、まさに静謐な美の極みといえるでしょう。 梨地加工は、まず黒漆を丁寧に塗り重ねたのち、極細の蒔絵粉を散らすことで、煌めきを加えます。その後、透明な漆を何層にもわたって塗り重ねることで、粉を包み込みながら、奥行きと光沢を持つ表面が仕上がります。 「漆塗料 → 蒔絵粉 → 透漆塗料」の多層構造が生み出すこの仕上げは、光の角度や見る位置によって、わずかに異なる輝きを見せ、時に深く、時にやわらかく、表情を変えていきます。 一つひとつの工程に高い技術が必要とされ、完成までには多くの時間と手間がかかります。その丁寧な積み重ねが、他にはない静けさと品格をたたえた「星輪」ならではの存在感につながっています。 色違いのプラチナには、やわらかな絵柄の提灯を添えて 「星輪」には、もう一つの色違いであるプラチナ仕上げもご用意しています。銀白色の静かな光をまとったその佇まいは、また異なる魅力を放ちます。 お位牌:星輪 -しょうりん- プラチナ[梨地] 撮影では、やさしい絵柄が印象的な盆提灯を添えてご紹介しました。ふわりと浮かぶような柔らかな光が、プラチナの清らかさと響き合い、空間に落ち着きと調和を生んでいます。 なお、このプラチナ仕上げには、安定して制作できる職人が限られており、希少性の高い逸品です。本金タイプと同様、台座の裏面にはプラチナ箔が貼られており、細部まで丁寧に仕上げられた、匠の技が息づく一本となっています。...
現代の住まいに似合う、スタイリッシュな木目のお位牌「サーフ」
お位牌というと、伝統的で格式高いイメージをお持ちの方も多いかもしれません。ですが最近では、現代のライフスタイルやインテリアに調和する、シンプルで洗練されたデザインを選ばれる方も増えてきています。 お盆の季節は特に、ご先祖様への思いを込めて盆提灯を飾り、手元を整える方も多いでしょう。そんな時期だからこそ、祈りの空間も自分の暮らしに馴染むデザインで整えたいものです。 今回ご紹介するのは、木目調の素材が目を引く、スタイリッシュな佇まいのお位牌「サーフ」です。以前「ステージ「フォンテーヌ」とのコーデ」でもご紹介しましたが、ウォールナットとメープル、2種の銘木を組み合わせたデザインは、お仏壇やステージ無しでも十分にインテリアに溶け込みます。 お位牌:サーフ(ウォールナット) 具足:アモーレ(ホワイトアッシュ) おリン:チェリン(銀色) 木の表情が際立つ、シンプルで上質なデザイン お位牌「サーフ」は、世界三大銘木のひとつであるウォールナットと、明るくやわらかな印象のメープルを組み合わせた、コントラストが美しいモダンなお位牌です。ゆるやかなウェーブを描く台座がやさしい印象を添え、しっかりとした存在感を持ちながらも、主張しすぎない洗練されたフォルムに仕上がっています。 大きな装飾がなくとも、2種の木材がもつ自然な木目と色合いのバランスが、空間全体を引き締め、静かで美しい佇まいを演出します。そのシンプルでモダンなデザインは、インテリアにこだわりを持つ若い世代からも支持されています。 「サーフ」を含む銘木位牌の魅力のひとつは、すべてが一点ものであること。木は一本一本異なる表情を持ち、その個性がそのままデザインに活かされています。自然が生み出した豊かな風合いと、手仕事によるぬくもりが重なり、どこか故人の面影を感じさせてくれるような、やさしい存在感をたたえています。 自然体で祈る、新しい供養のスタイル 「サーフ」の温かみのある木目は、どんなインテリアにもよくなじみ、従来のお仏壇やお位牌への敷居の高さを感じさせません。これにより、より身近に、手元で供養を続けていくことができます。祈ることは故人への敬意だけでなく、「ありがとう」という感謝の気持ちを伝えることでもあります。この気持ちを持つことは、自分自身の心にもポジティブな影響をもたらすのです。 毎日の暮らしの中で、祈りや感謝を伝える時間を習慣にする。インテリアの一部としてそっと寄り添いながら、大切な方への想いを紡ぐひとときを、ぜひ「サーフ」と共にお過ごしください。
現代の住まいに似合う、スタイリッシュな木目のお位牌「サーフ」
お位牌というと、伝統的で格式高いイメージをお持ちの方も多いかもしれません。ですが最近では、現代のライフスタイルやインテリアに調和する、シンプルで洗練されたデザインを選ばれる方も増えてきています。 お盆の季節は特に、ご先祖様への思いを込めて盆提灯を飾り、手元を整える方も多いでしょう。そんな時期だからこそ、祈りの空間も自分の暮らしに馴染むデザインで整えたいものです。 今回ご紹介するのは、木目調の素材が目を引く、スタイリッシュな佇まいのお位牌「サーフ」です。以前「ステージ「フォンテーヌ」とのコーデ」でもご紹介しましたが、ウォールナットとメープル、2種の銘木を組み合わせたデザインは、お仏壇やステージ無しでも十分にインテリアに溶け込みます。 お位牌:サーフ(ウォールナット) 具足:アモーレ(ホワイトアッシュ) おリン:チェリン(銀色) 木の表情が際立つ、シンプルで上質なデザイン お位牌「サーフ」は、世界三大銘木のひとつであるウォールナットと、明るくやわらかな印象のメープルを組み合わせた、コントラストが美しいモダンなお位牌です。ゆるやかなウェーブを描く台座がやさしい印象を添え、しっかりとした存在感を持ちながらも、主張しすぎない洗練されたフォルムに仕上がっています。 大きな装飾がなくとも、2種の木材がもつ自然な木目と色合いのバランスが、空間全体を引き締め、静かで美しい佇まいを演出します。そのシンプルでモダンなデザインは、インテリアにこだわりを持つ若い世代からも支持されています。 「サーフ」を含む銘木位牌の魅力のひとつは、すべてが一点ものであること。木は一本一本異なる表情を持ち、その個性がそのままデザインに活かされています。自然が生み出した豊かな風合いと、手仕事によるぬくもりが重なり、どこか故人の面影を感じさせてくれるような、やさしい存在感をたたえています。 自然体で祈る、新しい供養のスタイル 「サーフ」の温かみのある木目は、どんなインテリアにもよくなじみ、従来のお仏壇やお位牌への敷居の高さを感じさせません。これにより、より身近に、手元で供養を続けていくことができます。祈ることは故人への敬意だけでなく、「ありがとう」という感謝の気持ちを伝えることでもあります。この気持ちを持つことは、自分自身の心にもポジティブな影響をもたらすのです。 毎日の暮らしの中で、祈りや感謝を伝える時間を習慣にする。インテリアの一部としてそっと寄り添いながら、大切な方への想いを紡ぐひとときを、ぜひ「サーフ」と共にお過ごしください。
夏季休業・お盆期間のお位牌の彫り納期について
お盆時期のご注文についてのご連絡となります。弊社では下記期間が休日となります。休業期間中、皆様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。 --------------------------------------------- 【夏季休業期間】 8月10日(日)~8月17日(日) --------------------------------------------- お盆前の到着のご注文受付期間ついて ・文字彫り位牌:~7/31まで・その他通常配送商品:~8/8まで ※その時の状況にもよりますので可能であればお盆前に到着させていただきます。上記期間以降のご注文、また夏季休業中にご注文いただいたお位牌については8月18日以降順次レイアウト案の作成等をご対応させていただきます。出荷も18日以降の手配となりますこと予めご了承ください 引き続き祈り習慣をよろしくお願いいたします。
夏季休業・お盆期間のお位牌の彫り納期について
お盆時期のご注文についてのご連絡となります。弊社では下記期間が休日となります。休業期間中、皆様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。 --------------------------------------------- 【夏季休業期間】 8月10日(日)~8月17日(日) --------------------------------------------- お盆前の到着のご注文受付期間ついて ・文字彫り位牌:~7/31まで・その他通常配送商品:~8/8まで ※その時の状況にもよりますので可能であればお盆前に到着させていただきます。上記期間以降のご注文、また夏季休業中にご注文いただいたお位牌については8月18日以降順次レイアウト案の作成等をご対応させていただきます。出荷も18日以降の手配となりますこと予めご了承ください 引き続き祈り習慣をよろしくお願いいたします。
納骨できる手元供養のお位牌「朋 -とも-」
ともに過ごす祈りの形 「朋」という名前は友・伴・共などの意味を含む漢字で、亡き人を「いつまでもそばに感じられる存在」として家族や大切な人とのつながりをイメージしてデザインされたお位牌です。小さな納骨用のカロートが入っており、手元供養に適した納骨位牌です。 手元供養とは?手元供養が選ばれる時代背景 手元供養(てもとくよう)とは、亡くなった大切な方のご遺骨や遺灰の一部を、自宅や身近な場所に保管し、日々手を合わせたり想いを寄せたりする新しい供養のかたちです。墓じまい・少子化・都市化の影響で「お墓を持たない」選択肢が少しずつ増えています。また、突然の別れによる深い悲しみや喪失感を抱えたご遺族が、故人をそばに感じることで心を少しずつ癒したいと考え、遺骨や遺灰の一部を手元に保管し故人をより身近に感じながら供養することを目的としたスタイルです。 手元供養は宗教的に問題ないのか? 基本的には個人の自由な供養かたちとして広く受け入れられて、宗教や法律それぞれの観点から見て問題ないとされています。宗派や形式にとらわれず、インテリアに合ったモダン仏壇やオリジナルの祈り方が可能です。 大切な方を身近に感じれる納骨用のカロートを収納 朋は札板と台座の間にニッケルのクロムメッキを施した直径1cm×高さ3cmの真鍮のカロートが収納されています。真鍮自体も腐食に強い素材ですが、メッキ加工を施すことでさらに耐食性を上げ変色しにくい納骨に適した素材となっています。 高級銘木「ウォールナット」を使用 三大銘木として知られ、家具などの高級素材として使用されている「ウォールナット」材を使用したモダン位牌で、美しい杢目と耐久性の高い材であることが特徴です。また経年によって木が持つ風合いの変化を楽しむことができるのも魅力的なお位牌です。 曲線を活かしたあたたかみのあるデザイン ウォールナット特有のあたたかみのある色合いと、現代仏壇にも調和するモダンなフォルムと曲線で優しさを表現し、仏壇に向かうたび、あたたかい気持ちで故人と会話できるようなイメージで職人が1つずつ手作業で丁寧に作り上げています。 ~祈りをもっとあなたらしく~ 「朋 -とも-」は、亡き人との絆を深く感じられるよう願いを込めて生まれました。自分らしいお祀りの方法で故人との時間に寄り添い、ふとした瞬間に語りかけたくなるような祈りのかたちをお届けします。 位牌:朋 -とも-/銘木位牌/モダン位牌/納骨できるお位牌
納骨できる手元供養のお位牌「朋 -とも-」
ともに過ごす祈りの形 「朋」という名前は友・伴・共などの意味を含む漢字で、亡き人を「いつまでもそばに感じられる存在」として家族や大切な人とのつながりをイメージしてデザインされたお位牌です。小さな納骨用のカロートが入っており、手元供養に適した納骨位牌です。 手元供養とは?手元供養が選ばれる時代背景 手元供養(てもとくよう)とは、亡くなった大切な方のご遺骨や遺灰の一部を、自宅や身近な場所に保管し、日々手を合わせたり想いを寄せたりする新しい供養のかたちです。墓じまい・少子化・都市化の影響で「お墓を持たない」選択肢が少しずつ増えています。また、突然の別れによる深い悲しみや喪失感を抱えたご遺族が、故人をそばに感じることで心を少しずつ癒したいと考え、遺骨や遺灰の一部を手元に保管し故人をより身近に感じながら供養することを目的としたスタイルです。 手元供養は宗教的に問題ないのか? 基本的には個人の自由な供養かたちとして広く受け入れられて、宗教や法律それぞれの観点から見て問題ないとされています。宗派や形式にとらわれず、インテリアに合ったモダン仏壇やオリジナルの祈り方が可能です。 大切な方を身近に感じれる納骨用のカロートを収納 朋は札板と台座の間にニッケルのクロムメッキを施した直径1cm×高さ3cmの真鍮のカロートが収納されています。真鍮自体も腐食に強い素材ですが、メッキ加工を施すことでさらに耐食性を上げ変色しにくい納骨に適した素材となっています。 高級銘木「ウォールナット」を使用 三大銘木として知られ、家具などの高級素材として使用されている「ウォールナット」材を使用したモダン位牌で、美しい杢目と耐久性の高い材であることが特徴です。また経年によって木が持つ風合いの変化を楽しむことができるのも魅力的なお位牌です。 曲線を活かしたあたたかみのあるデザイン ウォールナット特有のあたたかみのある色合いと、現代仏壇にも調和するモダンなフォルムと曲線で優しさを表現し、仏壇に向かうたび、あたたかい気持ちで故人と会話できるようなイメージで職人が1つずつ手作業で丁寧に作り上げています。 ~祈りをもっとあなたらしく~ 「朋 -とも-」は、亡き人との絆を深く感じられるよう願いを込めて生まれました。自分らしいお祀りの方法で故人との時間に寄り添い、ふとした瞬間に語りかけたくなるような祈りのかたちをお届けします。 位牌:朋 -とも-/銘木位牌/モダン位牌/納骨できるお位牌
お盆の供養について - 故人様を迎える大切な期間の準備
お盆は、ご先祖様の霊が一時的にこの世に帰ってくるとされる、日本の伝統的な行事です。帰ってきたご先祖様や故人様の霊を家に迎え入れ、感謝の気持ちとともに供養します。また、お盆は子どもたちにとっても、ご先祖様の存在を身近に感じることができる貴重な時間です。家族の帰省や親戚・友人が集まり、ご先祖様を交えて思い出を共有し、共に過ごす時間ともされています。 初盆(新盆)とは? 「初盆(新盆)」とは、故人様が亡くなられてから四十九日の忌明けを過ぎて初めて迎えるお盆のことを指します。なお、四十九日より前にお盆を迎える場合は、翌年に初盆を行うことが一般的です。 通常のお盆と同じく、故人様をお迎えして供養する行事ですが、「初めてお迎えする」という点で特に大切な節目とされます。そのため、多くのご家庭では僧侶を招いて読経していただき、法要を行うことが多いです。 お盆の準備|仏壇・位牌のお手入れ お盆の時期を迎える前に、ご先祖様を心地よくお迎えするため、仏壇や位牌のお手入れをしておきましょう。 柔らかい布やハタキで、仏壇全体のホコリを優しく取り除きます。 仏具、花立て、ロウソク立てなどは、中性洗剤で丁寧に洗い、乾かしてから戻します。 位牌や仏壇の金箔部分、漆塗り部分は傷みやすいため、水拭きせずに乾いた柔らかい布でやさしく乾拭きしましょう。 お掃除の際には、ご先祖様への感謝の気持ちを込めながら手を動かすことも大切な供養のひとつです。 お盆の準備|お供え物とお盆飾り お盆には、仏壇の前にお供え物やお盆飾りを整えます。地域によって風習に違いはありますが、一般的には次のようなものを用意します。 お供え物の例 お花:トゲのない季節の花(例:菊、リンドウなど) 果物・野菜:旬のもの(奇数個が良いとされています) 精進料理:炊きたてのごはん、お味噌汁、煮物などをお膳に盛り付けます 団子・おはぎ:白玉団子やあんこを使ったものなど 故人様の好物:お酒やお菓子なども喜ばれます 盆提灯 お盆の時期に飾る提灯で、先祖の霊が迷わずに帰ってこられるように目印として用いられます。提灯の灯りは、霊を自宅へ導く「迎え火」や、送り出す「送り火」の役目を果たします。現在はライフスタイルに合わせた小型の置き型タイプやLEDタイプのものも増えています。 精霊馬(しょうりょううま) お盆の風物詩で「きゅうり=馬(早く帰ってこられるように)」と「なす:牛(ゆっくり帰ってもらえるように)」の意味を込めてそれぞれに割り箸で足をつけて仏壇のそばに飾ります。 お盆は「感謝」を伝える時間 お盆の供養の形は、地域や家庭によってさまざまですが、もっとも大切なのは「故人を思い、感謝を伝える心」です。静かに手を合わせ、心を通わせることが何よりの供養になります。
お盆の供養について - 故人様を迎える大切な期間の準備
お盆は、ご先祖様の霊が一時的にこの世に帰ってくるとされる、日本の伝統的な行事です。帰ってきたご先祖様や故人様の霊を家に迎え入れ、感謝の気持ちとともに供養します。また、お盆は子どもたちにとっても、ご先祖様の存在を身近に感じることができる貴重な時間です。家族の帰省や親戚・友人が集まり、ご先祖様を交えて思い出を共有し、共に過ごす時間ともされています。 初盆(新盆)とは? 「初盆(新盆)」とは、故人様が亡くなられてから四十九日の忌明けを過ぎて初めて迎えるお盆のことを指します。なお、四十九日より前にお盆を迎える場合は、翌年に初盆を行うことが一般的です。 通常のお盆と同じく、故人様をお迎えして供養する行事ですが、「初めてお迎えする」という点で特に大切な節目とされます。そのため、多くのご家庭では僧侶を招いて読経していただき、法要を行うことが多いです。 お盆の準備|仏壇・位牌のお手入れ お盆の時期を迎える前に、ご先祖様を心地よくお迎えするため、仏壇や位牌のお手入れをしておきましょう。 柔らかい布やハタキで、仏壇全体のホコリを優しく取り除きます。 仏具、花立て、ロウソク立てなどは、中性洗剤で丁寧に洗い、乾かしてから戻します。 位牌や仏壇の金箔部分、漆塗り部分は傷みやすいため、水拭きせずに乾いた柔らかい布でやさしく乾拭きしましょう。 お掃除の際には、ご先祖様への感謝の気持ちを込めながら手を動かすことも大切な供養のひとつです。 お盆の準備|お供え物とお盆飾り お盆には、仏壇の前にお供え物やお盆飾りを整えます。地域によって風習に違いはありますが、一般的には次のようなものを用意します。 お供え物の例 お花:トゲのない季節の花(例:菊、リンドウなど) 果物・野菜:旬のもの(奇数個が良いとされています) 精進料理:炊きたてのごはん、お味噌汁、煮物などをお膳に盛り付けます 団子・おはぎ:白玉団子やあんこを使ったものなど 故人様の好物:お酒やお菓子なども喜ばれます 盆提灯 お盆の時期に飾る提灯で、先祖の霊が迷わずに帰ってこられるように目印として用いられます。提灯の灯りは、霊を自宅へ導く「迎え火」や、送り出す「送り火」の役目を果たします。現在はライフスタイルに合わせた小型の置き型タイプやLEDタイプのものも増えています。 精霊馬(しょうりょううま) お盆の風物詩で「きゅうり=馬(早く帰ってこられるように)」と「なす:牛(ゆっくり帰ってもらえるように)」の意味を込めてそれぞれに割り箸で足をつけて仏壇のそばに飾ります。 お盆は「感謝」を伝える時間 お盆の供養の形は、地域や家庭によってさまざまですが、もっとも大切なのは「故人を思い、感謝を伝える心」です。静かに手を合わせ、心を通わせることが何よりの供養になります。
夫婦位牌(夫婦彫り)とは?作成時の注意点とご注文方法
祈り習慣では、ご購入のお位牌に「夫婦彫り(連名彫り)」での文字入れが可能です。生前に夫婦位牌にしたいことをご遺族の方に伝えていた方や、仲睦まじかったご両親を一緒のお位牌に入れてあげたいというご遺族の方からの依頼でご注文をお受けするケースがございます。また、すでに先に亡くなられたご家族のお位牌がある場合で、両親が共に他界された後に、1つのお位牌にまとめる「夫婦位牌」として新たに作り直されるケースもございます。 夫婦彫り・夫婦位牌とは? お位牌は故人様の魂の入れ所となるため基本的には1人1つ作成するものですが、夫婦位牌は1つのお位牌に2名様分の彫りを入れる夫婦彫り(めおとぼり)を施したお位牌です。宗派によっては夫婦位牌を推奨していない場合もございますので、夫婦位牌をご検討のお客様で気になる方については、お寺様などにご確認頂くことをおすすめしております。 夫婦位牌とよく似たケース ■ まとめ位牌増えてしまったご先祖またはご家族のお位牌を回出位牌(くりだしいはい)を用いて「~家先祖代々之霊位」として1つのお位牌にをまとめるケース ■ 位牌分けお位牌をご遺族でそれぞれ持つために、同一人物の位牌を複数作成するケース 夫婦位牌でご注文をお受けできないケース ※ご購入時に1名様分のみの彫刻し、後にもう一名様分の文字入れを行うような「追加彫り」を予定した夫婦位牌のご注文。(ご注文時には必ず2名様分の情報が必要となります。)※当店以外でご購入されたお位牌に文字入れのみの依頼 夫婦位牌をご注文の際、上記のケースは当店でお受けできませんので予めでご注意ください。 夫婦彫りのレイアウトについて 夫婦彫りは通常1名様分のお位牌に対して2名様分の文字入れをするため、通常より文字サイズが小さくなります。当店では夫婦彫り位牌をご希望の場合、4.5寸以上のお位牌を推奨しております。 ※お位牌サイズとレイアウトパターン(特にパターンBなど)によっては彫りや金入れができない場合がございます。仏壇サイズ等の兼ね合いで4.5寸以下のお位牌を選択したい場合など、ご希望のお位牌サイズに夫婦彫りが可能かどうか確認したい場合は、お問い合わせフォームにて「商品名・寸法、レイアウトパターン」を記載し、事前にご相談ください。 ※こちらの画像はレイアウトイメージとなっており、梵字のありなしや文字数により文字サイズやバランスが異なること予めご了承ください。 夫婦位牌のご注文方法について 商品ページでお位牌を選ぶ カートに入れる際、「文字入れを希望する」にチェックを入れてください。 まず1名様分の情報を入力ください。 最後の備考欄で「夫婦彫り希望の旨」と「もう一名様分の情報」をまとめてご入力ください。(レイアウトパターンによって必要な項目が異なります。) お送り頂いたご注文内容を元にレイアウト案を作成し、ご確認のメールをお送りいたします。万が一間違っていてもレイアウト段階であれば無料で何度も修正が可能ですのでご安心ください。 夫婦位牌をご検討のお客様のよくある質問 Q. 追加費用がかかる場合はありますか? A. 特にございません。同じ料金で夫婦彫りを承っております。 Q. 夫婦で宗派が異なっていた場合でも一つのお位牌にできますか? A. そのようにされる方もいらっしゃいますし、されない選択をされる方もいるというご回答になります。気になる場合は、お世話になっているお寺、近くのお寺などにご相談の上決められることをおすすめしております。...
夫婦位牌(夫婦彫り)とは?作成時の注意点とご注文方法
祈り習慣では、ご購入のお位牌に「夫婦彫り(連名彫り)」での文字入れが可能です。生前に夫婦位牌にしたいことをご遺族の方に伝えていた方や、仲睦まじかったご両親を一緒のお位牌に入れてあげたいというご遺族の方からの依頼でご注文をお受けするケースがございます。また、すでに先に亡くなられたご家族のお位牌がある場合で、両親が共に他界された後に、1つのお位牌にまとめる「夫婦位牌」として新たに作り直されるケースもございます。 夫婦彫り・夫婦位牌とは? お位牌は故人様の魂の入れ所となるため基本的には1人1つ作成するものですが、夫婦位牌は1つのお位牌に2名様分の彫りを入れる夫婦彫り(めおとぼり)を施したお位牌です。宗派によっては夫婦位牌を推奨していない場合もございますので、夫婦位牌をご検討のお客様で気になる方については、お寺様などにご確認頂くことをおすすめしております。 夫婦位牌とよく似たケース ■ まとめ位牌増えてしまったご先祖またはご家族のお位牌を回出位牌(くりだしいはい)を用いて「~家先祖代々之霊位」として1つのお位牌にをまとめるケース ■ 位牌分けお位牌をご遺族でそれぞれ持つために、同一人物の位牌を複数作成するケース 夫婦位牌でご注文をお受けできないケース ※ご購入時に1名様分のみの彫刻し、後にもう一名様分の文字入れを行うような「追加彫り」を予定した夫婦位牌のご注文。(ご注文時には必ず2名様分の情報が必要となります。)※当店以外でご購入されたお位牌に文字入れのみの依頼 夫婦位牌をご注文の際、上記のケースは当店でお受けできませんので予めでご注意ください。 夫婦彫りのレイアウトについて 夫婦彫りは通常1名様分のお位牌に対して2名様分の文字入れをするため、通常より文字サイズが小さくなります。当店では夫婦彫り位牌をご希望の場合、4.5寸以上のお位牌を推奨しております。 ※お位牌サイズとレイアウトパターン(特にパターンBなど)によっては彫りや金入れができない場合がございます。仏壇サイズ等の兼ね合いで4.5寸以下のお位牌を選択したい場合など、ご希望のお位牌サイズに夫婦彫りが可能かどうか確認したい場合は、お問い合わせフォームにて「商品名・寸法、レイアウトパターン」を記載し、事前にご相談ください。 ※こちらの画像はレイアウトイメージとなっており、梵字のありなしや文字数により文字サイズやバランスが異なること予めご了承ください。 夫婦位牌のご注文方法について 商品ページでお位牌を選ぶ カートに入れる際、「文字入れを希望する」にチェックを入れてください。 まず1名様分の情報を入力ください。 最後の備考欄で「夫婦彫り希望の旨」と「もう一名様分の情報」をまとめてご入力ください。(レイアウトパターンによって必要な項目が異なります。) お送り頂いたご注文内容を元にレイアウト案を作成し、ご確認のメールをお送りいたします。万が一間違っていてもレイアウト段階であれば無料で何度も修正が可能ですのでご安心ください。 夫婦位牌をご検討のお客様のよくある質問 Q. 追加費用がかかる場合はありますか? A. 特にございません。同じ料金で夫婦彫りを承っております。 Q. 夫婦で宗派が異なっていた場合でも一つのお位牌にできますか? A. そのようにされる方もいらっしゃいますし、されない選択をされる方もいるというご回答になります。気になる場合は、お世話になっているお寺、近くのお寺などにご相談の上決められることをおすすめしております。...
忙しい現代人にこそ1分の「祈り習慣」を- 感謝と心の健康を考える
日本には、古くから家族や先祖を敬う文化が深く根付いています。仏壇に手を合わせたり、お墓を掃除してお参りしたりすることは、今でも多くの家庭で大切にされています。特にお盆やお彼岸などの行事では、家族全員で集まり、先祖への感謝を伝える時間を持つことが一般的です。さらに、日々の暮らしの中でも、炊き立ての白米やお茶を仏壇に供え、手を合わせて故人を偲ぶ行為は、自然と私たちの生活の一部として息づいています。近年は生活スタイルの変化により簡略化されつつありますが、「祈り」という行為は日本人の心から完全に消えることはありません。では、この「祈り」は私たちの心と体にどのような影響を与えるのでしょうか。宗教的な側面ではなく、科学的な視点から「祈り」について考えてみましょう。 祈りは願いではなく「感謝」の表現 仏壇に手を合わせることは単なる願い事ではありません。ご先祖様や故人を象徴する位牌や仏壇に向かい、手を合わせる行為には、「あなたがいてくれたから今の自分がある」という感謝の気持ちが込められています。神社やお寺での祈願のような「お願い」とは異なり、「祈り」は心の中で感謝を伝える行為なのです。感謝を意識することで、心が落ち着き穏やかな気持ちになることが、一部の研究で示唆されています。*1 感謝を習慣化することで前向きに 私たちは日々忙しい生活を送る中で、つい身近な人々への感謝を忘れがちです。しかし、感謝の気持ちを意識的に持つことは、精神的な安定やストレス軽減と関連すると考えられています。*2たとえば、1日にわずか5秒でも「ありがとう」と心の中で思うだけで、脳内のセロトニンの活性化に繋がる可能性があるという報告もあります。*3また、感謝を感じることで自分自身の視点がポジティブになり、困難な状況に対して前向きに捉える助けとなることが心理学の研究で注目されています。さらに、感謝の気持ちを持って他人に接することは、周囲との人間関係を良好にすることにも繋がるとされています。 祈りと健康の関連について 祈りや感謝の行為が自律神経の調整や血圧の安定に関係している可能性があるとする研究もあります*4。また、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が抑えられる傾向があるという報告もあり、日々の祈りが心身の状態に良い影響をもたらすかもしれないと考えられています。日本においても、「マインドフルネス瞑想」の一環として感謝の言葉を唱えることが集中力や睡眠の質向上に役立つとする考え方が広まりつつあります。短い時間でも、毎日の生活に「祈り」を取り入れることが心地よい生活習慣の一助となるかもしれません。 現代の暮らしに合った祈り習慣を 「忙しくて仏壇に手を合わせる時間がない」「お墓が遠くてなかなか行けない」と感じる方も少なくないでしょう。しかし、祈りは形式ではなく、気持ちが大切です。日常の中でふと仏壇に目をやったとき、一瞬でも「ありがとう」と思うだけで十分なのです。最近ではスマートフォンアプリなども登場し、「感謝日記」や「祈りリマインダー」といったツールを活用して、生活の中で感謝や祈りを習慣化することも現代に合った方法と言えます。 お位牌や仏壇の存在が果たす役割 お位牌や仏壇は、ご先祖様や故人と心をつなぐ象徴です。住まいに溶け込むデザインやサイズを選ぶことで、日常生活の中で自然に祈りの時間を持つことができます。シンプルな祈りの習慣が、あなたの心を穏やかにし、日々の生活に彩りを添えてくれます。 まとめ 「祈り」とは感謝の気持ちを心に宿し、それを行動として表現することです。忙しい日々の中でも、一瞬でも良いので感謝を感じる時間を大切にしてみてのも良いかもしれません。これからも、皆様の祈りを充実させ、心豊かに過ごしていただけるよう役立つ情報やコラムをお届けしてまいります。 【引用元】 *1 Emmons & McCullough, 2003 *2 NECソリューションイノベータ公式note *3 Congrant公式サイト *4 Harvard Health...
忙しい現代人にこそ1分の「祈り習慣」を- 感謝と心の健康を考える
日本には、古くから家族や先祖を敬う文化が深く根付いています。仏壇に手を合わせたり、お墓を掃除してお参りしたりすることは、今でも多くの家庭で大切にされています。特にお盆やお彼岸などの行事では、家族全員で集まり、先祖への感謝を伝える時間を持つことが一般的です。さらに、日々の暮らしの中でも、炊き立ての白米やお茶を仏壇に供え、手を合わせて故人を偲ぶ行為は、自然と私たちの生活の一部として息づいています。近年は生活スタイルの変化により簡略化されつつありますが、「祈り」という行為は日本人の心から完全に消えることはありません。では、この「祈り」は私たちの心と体にどのような影響を与えるのでしょうか。宗教的な側面ではなく、科学的な視点から「祈り」について考えてみましょう。 祈りは願いではなく「感謝」の表現 仏壇に手を合わせることは単なる願い事ではありません。ご先祖様や故人を象徴する位牌や仏壇に向かい、手を合わせる行為には、「あなたがいてくれたから今の自分がある」という感謝の気持ちが込められています。神社やお寺での祈願のような「お願い」とは異なり、「祈り」は心の中で感謝を伝える行為なのです。感謝を意識することで、心が落ち着き穏やかな気持ちになることが、一部の研究で示唆されています。*1 感謝を習慣化することで前向きに 私たちは日々忙しい生活を送る中で、つい身近な人々への感謝を忘れがちです。しかし、感謝の気持ちを意識的に持つことは、精神的な安定やストレス軽減と関連すると考えられています。*2たとえば、1日にわずか5秒でも「ありがとう」と心の中で思うだけで、脳内のセロトニンの活性化に繋がる可能性があるという報告もあります。*3また、感謝を感じることで自分自身の視点がポジティブになり、困難な状況に対して前向きに捉える助けとなることが心理学の研究で注目されています。さらに、感謝の気持ちを持って他人に接することは、周囲との人間関係を良好にすることにも繋がるとされています。 祈りと健康の関連について 祈りや感謝の行為が自律神経の調整や血圧の安定に関係している可能性があるとする研究もあります*4。また、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が抑えられる傾向があるという報告もあり、日々の祈りが心身の状態に良い影響をもたらすかもしれないと考えられています。日本においても、「マインドフルネス瞑想」の一環として感謝の言葉を唱えることが集中力や睡眠の質向上に役立つとする考え方が広まりつつあります。短い時間でも、毎日の生活に「祈り」を取り入れることが心地よい生活習慣の一助となるかもしれません。 現代の暮らしに合った祈り習慣を 「忙しくて仏壇に手を合わせる時間がない」「お墓が遠くてなかなか行けない」と感じる方も少なくないでしょう。しかし、祈りは形式ではなく、気持ちが大切です。日常の中でふと仏壇に目をやったとき、一瞬でも「ありがとう」と思うだけで十分なのです。最近ではスマートフォンアプリなども登場し、「感謝日記」や「祈りリマインダー」といったツールを活用して、生活の中で感謝や祈りを習慣化することも現代に合った方法と言えます。 お位牌や仏壇の存在が果たす役割 お位牌や仏壇は、ご先祖様や故人と心をつなぐ象徴です。住まいに溶け込むデザインやサイズを選ぶことで、日常生活の中で自然に祈りの時間を持つことができます。シンプルな祈りの習慣が、あなたの心を穏やかにし、日々の生活に彩りを添えてくれます。 まとめ 「祈り」とは感謝の気持ちを心に宿し、それを行動として表現することです。忙しい日々の中でも、一瞬でも良いので感謝を感じる時間を大切にしてみてのも良いかもしれません。これからも、皆様の祈りを充実させ、心豊かに過ごしていただけるよう役立つ情報やコラムをお届けしてまいります。 【引用元】 *1 Emmons & McCullough, 2003 *2 NECソリューションイノベータ公式note *3 Congrant公式サイト *4 Harvard Health...
コンセプトムービー #1 「位牌・ミニ仏壇の製造風景」を公開しました
祈り習慣は、古くから木工産業が盛んな四国、徳島県のお位牌オンラインストアです。歴史ある工場で、豊富な経験を持つ職人たちが材、技、質、美にこだわった位牌や仏壇作りを行っています。等ストアで取り扱う製品が作られる風景や、製品の一部をご覧ください。
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